今回は何かを学ぶ際に、一番大事な事についてのお話します。
ネットビジネスでも資格試験でも勉強でも、新たな知識を付けようと思ったら本を読んだりネット見たりして勉強しますよね?
でも、なんだか今ひとつ身についていなかったり、覚えてないな〜、なんて思うことありませんか?
もしかすると、それはインプットばっかりになってるからかもしれませんよ。
何かを学ぶ際は、インプットよりアウトプットが大事です。
なぜアウトプットすべきなのか?という理由と、おススメの方法をご紹介していきますね。
5秒で解る!この記事の内容
インプットとアウトプット
インプットとは?
知識を自分の中に取り入れる事ですね。
本を読んだり、ネットをみたり、誰かから聞いたり。
勉強の始めはまずインプットからです。
一般的に「勉強をする」というと、インプットを指すことが多いと思います。
アウトプットとは
実際に書いてみたり、話してみたり、実践してみたり。
インプットした事を実践する、自分の外に出す事を指します。
今回は、このアウトプットが大事だよ!というお話です。
アウトプットが大事な理由
一般的に何かを学ぶ・勉強するとなった場合、インプットを行う事が多く、アウトプットまで行う人は少ないのではないでしょうか?
しかし、学んだ知識をちゃんと自分のモノにしたい。理解して身につけたい場合は、インプットだけでは不十分で、しっかりとアウトプットも行わないといけません。
では、一体アウトプットが必要なのでしょうか?
インプットと違う脳の回路を使う
折角覚えた知識なんですから、自分の役に立てたいですよね?
でも実は、インプットとアウトプットでは使う脳の回路が違うといわれています。
ですから、普段からアウトプットしておかなければ必要な時に使えないんです。
イチローのバッティングフォームについて解説された本を読むだけで、急に3割バッターになれますか?
松下幸之助の自伝を読んで、急に起業が出来る様になるでしょうか?
そんな訳ありませんよね?
実際に自分で何度も実践する中で、何度も失敗し、知識のイメージと実際の自分との違和感を修正し、自分の物になっていくんです。
思考を整理する
本を読んだりしてインプットした後は、その内容をちゃんと理解出来た気がしますよね?
でも、実は意外と、人間の思考って整理されていないんです。
『キーワードが脳内に乱雑に散らばっているイメージ。』と言ったら良いでしょうか?
なんとなくキーワードは把握しているけど、それがちゃんと自分の中でまとまってないんです。
試しにこの記事を読み終わったら、誰かに内容を説明してみてください。
多分ちゃんと説明は出来ないはずですから。
知識が整理されてないと、すぐに頭の中で行方不明になってしまうんです。
アウトプットして定着する
『勉強は教えられるより、教える方が学びになる』という言葉を聞いたことがありませんか?
先程も言いましたが、インプットだけだと忘れていくんです。
ですが、『人に教える』という行動を通してアウトプットする事で、記憶にしっかりと定着します。
今まで本などを読んで学んだ内容を覚えていますか?
定着してなくて覚えてないなら、折角時間をかけた意味がなくなってしまい、勿体無いですよね?
アウトプットしないとやってないのと同じ
たまに、インプットだけして満足してしまい、何の行動も起こさない人がいます。
どれだけ良質な知識を得ても、行動を起こさなければ何も変わりませんし、それはもう何も学んですらいないのと同じです。
極端な話、『1日で100万円手に入れる方法』という本をどんなに熟読しても、読んだ内容に沿って行動しなければ100万円は手に入りませんよね?
アウトプットする事で、自分が変わっていくんです。
アウトプットの方法
ここまではアウトプットのメリットについて解説してきました。
しかし、アウトプットのメリットが解っても、じゃあどうやってアウトプットしたら良いの?って話になりますよね?
そこで、ケントおススメのお手軽に出来るアウトプット方法を解説していきましょう。
誰かに伝える
学んだ事を誰かに話す。ブログなどにアップする。TwitterなどのSNSで配信する。
こんな風に誰かに伝えるのは、手軽で効果的なアウトプット方法です。
学んだ事を人に伝える時には
- 自分の中で一回噛み砕く
- その思考を整理して理解する
- それを今度は相手が理解しやすい流れに整理し直す
- 相手に伝える
という思考のステップをたどります。
だから、自分の中で思考整理されて、より定着しやすくなるんです。
誰かに伝えるメリットはもう一つあって、それは『質問してもらえる』という事。
自分がちゃんと理解してない事は、相手にも上手く説明出来ません。
だから、誰かに聞いてもらうと、必ず自分の理解が弱い部分で聞き手の方も『???』という顔をします。
その時に、「どこが分からなかった?」と聞けば、曖昧だった部分を確認出来ますし、相手によっては自分から質問してくれるので、どこを学びなおしたら良いかもわかるんです。
ただし、対面なら相手のリアクションを見つつ直接質問の機会を得られますが、ブログやSNSだとわざわざ質問してくれない事も多いです。
そこは気を付けてくださいね。
一人で反芻
身近に今誰もいない。ブログやSNSなどに書ける状況じゃない。恥ずかしくて誰かに発信するなんて無理!という場合は、自分一人でアウトプットする方法もあります。
例えば、紙に書いてまとめる。
紙は自由に書くことが出来るので、好きな位置に図を書いたり、自由に補足を入れたりと自分なりに分解することが可能です。
その結果、改めて分解、理解する工程を視覚的に捉えられるので、自分の中での理解度が低くても整理しやすくなります。
後は、一人で口に出して喋るのも、アウトプットとしては有効な手段ですね。
誰にも聞かれてないから噛んでもいいし、言葉に詰まってもいい。
上手くまとまらなくてもいいから気負う必要なく、ゆっくり自分のペースで思考を整理出来ます。
僕も昔勤めていた会社が、車で片道1時間くらい通勤通勤にかかっていたので、その当時はよくやっていました。
一人でずっと喋っていましたから、『眠くなりにくく、居眠り運転の予防にもなる』という副次的な効果もあります(笑)
この様に、アウトプットは一人でも出来るのですが、注意すべきなのは、絶対に『頭の中だけで整理しようと思わない』という事。
紙やブログ・SNSに書いたり、一人でも口に出して喋る、自分の外に出すから【アウトプット】なんです。
インプットとアウトプットは脳内で別の回路を使うんですから、絶対自分の外に出す事を意識してくださいね。
最後に
何かを学ぶ時に最初にやるのはインプットです。
インプットが無いとアウトプットも出来ません。
だからインプットは大事なんです。
インプットがダメだ!とか、インプットは必要ない!とか、インプットはないがしろにして良い!と言っている訳じゃありません。
ただ、ほとんどの人がインプットだけしてアウトプットしてないのが実情だと思うんです。
そして結果的に、『分かったつもり』になってる人が多い様に思います。
インプットも大事ですが、それと同じだけ、いや、インプット以上にアウトプットが大事なんです。
「インプットしたらアウトプットをする」というのが、一連の作業として出来る様に癖づけましょうね。