あなたはブログやメルマガなどの文章を書く時に、『改行』についてどれくらい意識していますか?
実は、正しく改行を行う事って凄く大事なんですよ。
『たかが改行』などと思っていると、その内、誰もあなたの書いた文章を読んでくれなくなってしまいます。
そうなる前に、正しい改行の方法を理解しておきましょう。
5秒で解る!この記事の内容
改行と折り返しの違い。
『改行とは何か?』というのはご存知ですよね?
改行とはパソコンの【ENTER】キーを押して、文章を次の行に進めることを言います。
そして、改行とよく混同されがちなのが【折り返し】です。
折り返しは改行と違って、ENTERキーを押していないけれど、画面の表示幅よりも長い文章を書いてしまった結果、文章が2行以上になってしまう事を言います。
改行と折り返しは状況に応じて使い分けが必要です。
まずはこの2つの違いを理解しておいてください。
なぜ正しい改行が必要なのか?
冒頭で『改行が正しく出来ていないと誰もあなたの文章を読んでくれなくなる』と、僕はお伝えしましたよね?
もしかすると、「そんな大げさな!」と思われたかもしれません。
でも、実はそんな大げさな話でも無いんです。
改行が正しく出来ていないと、読みにくい文章になってしまうので、読んでいる人はストレスがたまってしまいます。
誰だって、読んでいてストレスのたまる文章なんて読みたくないですよね?
今はちょっとネットで検索をかけると、知りたい情報が山の様に出てくる時代です。
あなたも、わざわざ読みにくい文章を頑張って読むくらいなら、読みやすい文章で書かれたページを探して読むわ!なんて思いませんか?
他の読者さんだって同じです。
改行がある文章と改行が無い文章で、どれくらい見やすさが変わるか、実際に見比べてみましょう。
改行の無い文章
こんにちは、ケントです。僕は昭和60年に福岡県の田舎で産まれました。小さい頃はゲームばっかりしていて、あまり外に出ずおとなしい子供だったんですが、大人になってからはどちらかというと家にいるのが苦手で・・・。なんだかずっと家にこもっていると気が滅入ってくるんですよね。だから、休みの日は極力外出するようにしています。
改行のある文章
こんにちは、ケントです。
僕は昭和60年に福岡県の田舎で産まれました。
小さい頃はゲームばっかりしていて、あまり外に出ずおとなしい子供だったんですが、大人になってからはどちらかというと家にいるのが苦手で・・・。
なんだかずっと家にこもっていると気が滅入ってくるんですよね。
だから、休みの日は極力外出するようにしています。
どうでしょうか?
改行が全くされていない文章は、文字が詰まっていて、なんだか【黒いかたまり】みたいじゃありませんか?
適度に改行された文章の方がスッキリして、ストレスを溜めずに読めます。
読みやすい文章を書く為にも、適切な位置で改行を行いましょう。
正しい改行位置とは?
改行をするのに『正しいルール』がある訳じゃないんですけど、読みやすい文章を書く為に行う改行には、ある程度法則性があるんです。
まず、基本的な考え方として、改行は『。』を付けたタイミングで行うといいですよ。
文章の区切りは『。』ですから、そのタイミングで改行される事で、新たな話が始まっていることによってスッキリして見えます。
逆に、何か意図がある場合を除いて『。』以外の部分で改行する事はおススメしません。
たまに、細かく改行されている文章を見かけますが、文章を書きなれていない間はあまりマネしない方がいいんじゃないかな?とケントは思っています。
何故なら、『自分が書く時に使用した媒体』と、『読者さんが読む媒体』が必ずしも一緒とは限らないからです。
例えば、あなたがパソコンでブログを書いたけど、読者さんはスマホで読んでいたとしますよね?
パソコンとスマホでは画面の大きさが違うので、1行で表示出来る文字数が違います。
すると、あなたのパソコンではキレイに見える様にレイアウトされていても、スマホだと表示がガタガタになってしまう可能性があるんです。
『。』ではない部分で改行した際、パソコンとスマホでの表示の違い
また、スマホでも機種によって画面サイズが異なったり、設定で文字サイズを変えている場合もあるので、あなたのスマホで見た画面と読者さんのスマホで見た画面の表示が一緒とも限りません。
上記理由から、どの様に表示されても良い様に、『。』で改行を行う方が無難です。
ただし、メルマガに関してのみ、例外として『。』以外で改行を行う場合があります。
メルマガは使用しているメルマガスタンドによって、改行を行わずに書くと文字サイズが小さくなってしまう場合があるようです。(必ずしも全てなる訳ではありません)
その為、例外的にメルマガでは1行を20文字以内におさめて改行する書き方もあります。
20文字の根拠は、『大体のスマートフォンが、標準フォントサイズであれば、横20文字までなら表示出来る為』です。
その他、『。』以外で改行を行うケースとしては、
- 会話文を挿入する時
- 箇条書きを挿入する時
- 文章にリズムを付けたい時
など、際立たせたい物がある場合は、その直前で改行を行う場合もあります。
状況に合わせて適した改行を行うといいですね。
最後に
読みやすい文章を書く方法の1つとして、今回は『改行』について説明させて頂きました。
文章は数を書いてなれる事が、上達する為に一番良い方法です。
ですが、ある程度意識すべきポイントを押さえておくだけで、もっと簡単に読みやすい文章を書く事が出来るようになります。
改行を意識して使いこなし、より良い文章を書いてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。