ライティング

なぜあなたの文章は下手に見える?語尾・助詞を意識するだけで劇的に文章は変わる

「はぁ、僕の文章ってなんでこんなに下手なんだろう・・・」

そんな事を感じた経験はありませんか?

 

ブログやメルマガなど、ネットビジネスでは文章を書く機会が沢山あります。

上手な文章を書いて「バシッ!!」と決めたいとは思っていても、現実はそう甘くありません。

「一体どうすれば上手な文章になるのかな・・・?」僕も最初はそんなことを悩んでいました。

 

ですが、安心してください。

文章中の『語尾』と『助詞』を意識するだけで、驚くほどに文章は読みやすくなるんです。

この記事を読み終わった頃には、あなたの文章は劇的に変わっていますよ。

語尾・助詞とは?

さて、これは国語の授業的な話になりますので、もしかしたらご存知かもしれませんが、まずは基礎として『語尾』・『助詞』とは何か?という所からお話をしていきたいと思います。

 

まず、語尾とは文章の最後の部分です。

『~です。』『~します。』『~だった。』『~と思う。』『~でしょう。』etc…

種類は沢山ありますが、どれか一つを使って毎回文章を結んでいます。

僕の名前はケントです

僕は今福岡県に住んでいます

 

次に、助詞とは『て・に・お・は』など単語と単語を繋ぐ言葉のことです。

てにおはの他には『が・の・へ・や』などもあって、語尾とは違い、一つの文章の中に何度も出てくることがあります。

彼女ハート盗んいった

 

語尾・助詞を理解して頂けましたでしょうか?

では次に、「語尾・副詞の一体何を気を付ければ良いの?」というお話をしていきますね。

語尾・助詞は繰り返すな

語尾・助詞は連続で使うと、それだけで文章が下手に見えてしまうんです。

ちょっと語尾・助詞それぞれを連続で使った例で解説していきますね。

語尾

まずは語尾からお話をしていきましょう。

ちょっと次の例文を見てください。

僕の名前はケントです。

出身は福岡県です。

僕はアフィリエイターです。

僕はブログやメルマガなど、文章を書くのが大好きです。

なんだか小学生の作文みたいじゃありませんか?

そう、同じ語尾が連続して続くと、単調な文章に仕上がってしまい、凄く子供っぽい文章になってしまうんです。

 

ちょっとだけ語尾を変えて書いてみましょう。

僕の名前はケントと言います。

出身は福岡県です。

僕はアフィリエイターをやっています。

ブログやメルマガなど、文章を書くのが好きでたまりません。

こんな風に書くと、何だか文章に表情が付いて読みやすくなったように感じませんか?

 

語尾を変えるだけで、こんなにも印象がかわるんですね。

同じ語尾の連続使用については注意をしておきましょう。

 

ただし、ちょっと上級編ですが、場合によっては同じ語尾を連続で使った方が良いこともあります。

例えば、主張を強調する為にあえてリズムを付けたい時。

もう上司の顔色をうかがう毎日なんて嫌だったんです!

朝起きて「今日も仕事か」とため息をつく生活なんてしたくなかったんです!

満員電車にすし詰めになって通勤なんてしたくなかったんです!

だから、僕はネットビジネスを始めました。

上の例文は、自分の気持ちを伝える部分で『です!』という単語を繰り返し使っています。

ですが、それによって自分の気持ちの部分がリズムを持ち、強調されていますよね?

 

この様に、場面と使い方次第では同じ語尾を連続するのも良いとは思います。

あくまで上級編なので、文章を書くことに慣れてきたら使ってみましょう。

助詞

次に、助詞についてお話していきましょう。

語尾と同じく、まずは例文を見てください。

僕は棚の上の箱の中のお菓子を取った。

同じ助詞が続くことによって、文章が単調になっていますね。

『~の』『~の』と続くと何だか「くどい」というイメージを受けませんか?

ですから、助詞も同じものを連続して使わない様にしましょう。

 

ちょっと例文を書き替えるとこうなります。

僕は棚の上の箱の中のお菓子を取った。

  ↓  ↓  ↓  ↓

僕は棚の上にある箱の中からお菓子を取った。

ちょっと助詞を変えただけで、一気にくどさが無くなったと思いませんか?

読みやすい文章を書く為に、助詞も連続して使用しない様にしておきましょう。

「ですます調」・「である調」の使い分けは?

文章の語尾のには『ですます調』と『である調』という二つの種類があります。

ですます調は『~です』『~します』という様に、丁寧で柔らかい印象を相手に与える口調の語尾です。

それに対して、である調は『~である』『~だ』といった様な、断定的で言い切る形の口調で、少し威圧的にはなりますが威厳のある口調ですね。

 

文章を書く際は、この『ですます調』と『である調』は統一して書く様にしましょう。

『ですます調』と『である調』が混同して書かれている文章は、何だかちぐはぐな印象を与えてしまい、読みにくいです。

僕の名前はケントです。

出身は福岡県である。

僕はアフィリエイターをやっています。

ブログやメルマガなど、文章を書くのが好きだ。

なんだか違和感がありませんか?

文章を書く際は、『ですます調』にするのか、『である調』にするのかを決めて、統一して書きましょう。

 

『ですます調』と『である調』どちらを使うのかは、ターゲットとコンセプトを意識して決めるといいんじゃないかな?と思うんです。

 

自分より年上を対象にしている場合や、ビジネスなど堅いテーマを選んでいる場合は、出来るだけ丁寧な口調を使う方が印象がいいですよね?

ですが、自分がある程度専門性を持っていたり、自分の威厳を高く持ちたいのなら、『である調』を使うのもいいかもしれません。

若い世代に向けてカジュアルな情報を発信していくのであれば、『ですます』でも『である』でもなく、フランクな口調を使ってみても良いかもしれませんね。

 

この様に、『誰に』『どんな情報を届けたいか』というターゲット・コンセプトを意識すれば、文章の書き方も変わってきます。

関連記事>>>あなたのブログ・メルマガ、反応が無いのはターゲットとコンセプトを意識出来ていないからかも?

まとめ

文章の語尾や助詞は非常に細かい部分で、「大したこと無い」と思われがちなんです。

でも、実はそういった細かい部分が意外と大事だったりするんですよね。

実際、語尾と副詞を意識するだけで文章は「グン」っと読みやすくなるケースも多いです。

 

また、語尾にしても助詞にしても、文章を口に出して読み返してみると結構違和感に気付けたりもします。

あなたなりに色々試してみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。