パソコン操作

拡張子とは?どんな種類があるの?表示方法は?など拡張子(ファイル形式)に関するアレコレ

今回は拡張子(ファイル形式)についてのお話です。

拡張子ってなに?という疑問に対する回答から、拡張子の表示方法。

そして、良く見かける拡張子のご説明までを行っていきます。


 

パソコンを使っているとよく【.exe】とか【.jpg】の様な

拡張子】という物を見かけたことが有ると思います。

 

この拡張子とは、一体どんな意味があるのでしょうか?

そして、沢山種類がありますが

それぞれにどういった違いがあるのでしょうか?

 

 

このページでは、

そういった拡張子についての疑問をお答えしていきます。

 

拡張子って一体何?

 

拡張子とはファイルの末尾に付いている

.(ピリオド)+英数字(基本は3文字)』の組み合わせで

そのファイルがどんな物かを教えてくれます。

 

例えば、【.jpg】や【.gif】という拡張子は

『画像ファイル』であることを意味しているので

これらの拡張子が付いたファイルを開くと

それぞれ画像が表示されます。

 

また、【.avi】や【.mp4】という拡張子は

『動画ファイル』であることを意味しているので

これらの拡張子が付いたファイルを開くと

それぞれの動画が再生されます。

 

 

『ファイル形式』と『拡張子』の違い

よくこういった【.jpg】や【.mp4】などのことを

『ファイル形式』とよんだり『拡張子』とよんだりすることがありますが

結局どちらが正しくて、どんな違いがあるのでしょうか?

 

 

結論から言うと実はどちらも意味合いとしては同じなのですが、

あえていうのであれば、『ファイル形式を表記したものが拡張子』

という言い方になるのではないかと思います。

 

つまり、

僕は『ケント』という名前の存在(ファイル形式)で、

それを表記したら【ケント】という表記方法【拡張子】になる

という事です。

 

なんとなくわかりましたでしょうか?

 

 

拡張子の表示方法

 

パソコン内部に保存されているデータは

全てなんらかのファイル形式で保存されています。

 

しかし、

パソコンの設定によっては拡張子が最初から表示されない様になっており、

このままではどんな形式での保存がされているかわかりません。

 

もしあなたのパソコンが拡張子を表示されない設定になっているのであれば

表示される設定に変更してあげましょう。

 

今回はこの画面の拡張子を表示させます。

 

まずは、パソコン右下の検索窓に

コントロールパネル】と入力し、検索しましょう。

 

 

出てきた検索結果からコントロールパネルを開きます。

 

 

コントロールパネルが開いたらその中にある

デスクトップのカスタマイズ】をクリックしてください。

 

 

エクスプローラーのオプション】をクリックしてください。

 

 

左上のタブの【表示】をクリックしてください。

 

 

①【詳細設定】の中から

 【登録されている拡張子は表示しない】のチェックを外す。

②【適用(A)】をクリック

③【OK】をクリック

 

 

これで拡張子が表示されました。

表示前と後で比べてみましょう。

前                    後

  

 

しっかりと拡張子の表示がされていますね。

 

拡張子は常に表示させておいた方が便利ですので、

基本的には表示する設定にしておきましょう。

 

拡張子の種類

 

ここでは拡張子の種類についてご説明していきます。

 

動画系

.avi

Windows標準の動画形式です。

古くから使われていて、色々なところで使える形式ですが、

機能が低く、ストリーミング再生に対応していない等のデメリットもあります。

 

.mp4

Windows・Mac・スマートフォンなど色々なOSで使える

非常に認知度の高い動画ファイル形式です。

 

.mov

アップルの標準的な動画形式です。

Mac版【.avi】というイメージで良いかと思います。

 

画像系

.jpg

フルカラー(1677万色)まで扱う事の出来る圧縮画像形式です。

扱える色が多いので、写真などの表現に向いており、

デジカメの画像などはほとんどが【.jpg】形式となっています。

 

.png

.gif】の様に256色にも【.jpg】の様にフルカラーにも出来るファイル形式です。

しかし、

■フルカラーにすると【.jpg】よりファイルサイズが重くなる、

■アニメーションに出来ない

などの短所もあります。

 

.gif

256色までの色を取り扱う事が出来る圧縮画像形式です。

あまり多くの色を必要としないロゴやアイコンなどの作成に向いています。

 

.bmp

Windows標準の無圧縮画像形式です。

圧縮されておらず、1677万色ものフルカラーに対応しているので

非常に高画質なのですが、容量が大きいのが難点ですね。

 

音声系

.mp3

一番広く普及している音楽のファイル形式です。

音質と圧縮されたサイズのバランスが良く、CDなみの音質で

約10分の1程度にファイルサイズを押さえられるのが特徴です。

 

.wav

Windows標準の無圧縮音声形式です。

圧縮されていないので、音の劣化が無く、音質が良い事が特徴としてあげられます。

 

.wma

Windows標準の高圧縮音声形式です。

mp3と同じでCD並みの音質を保ったままファイルサイズを下げる事が出来ます。

mp3との違いは普及レベルやWindows標準であるかどうか位でしょうか。

 

プログラム系

.exe

実行可能なプログラムファイルです。

何かのプログラムを起動する時に使います。

 

Windows

.doc(.docx)

MicrosoftofficeのWordなどで使われています。

バージョンが2007よりも前の物が【.doc

2007以降のものが【.docx】となっています。

 

.xls(.xlsx)

MicrosoftofficeのExcelなどで使われています。

バージョンが2007よりも前の物が【.xls

2007以降のものが【.xlsx】となっています。

 

.ppt(.pptx)

MicrosoftofficeのPowerPointなどで使われています。

バージョンが2007よりも前の物が【.ppt

2007以降のものが【.pptx】となっています。

 

文章系

.html

「HyperText Markup Language」の略で

ホームページの作成などに使われるテキストファイルです。

 

.txt

テキストファイルです。

Windows標準のメモ帳などで使われています。

 

.pdf

パソコンの種類やOSなどの影響で文字化けする事が少ないので

インターネット上に公開される閲覧文書などに使用される事が多いです。

無料レポート等がpdf形式になっている理由も

上記の様に文字化けしにくい事が要因となっていますね。

 

圧縮ファイル

.zip

世界標準の圧縮ファイル形式です。

パスワードを使って保護をする事も可能です。

 

.lzh

日本国内で使われる事が多い圧縮ファイル形式です。

 

まとめ

今回はある程度有名な物だけをピックアップしてご紹介させて頂きました。

もしこのページを見て、

『このファイル形式が載ってないけど、どういうものか知りたい』という意見や

『今はこのファイル形式の方が主流ですよ!』というご指摘がありましたら

いつでもケントまでご連絡下さい(*^-^*)

 

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